節句 お返し

お宮参りや初節句でもそうですが、
節句にあたってお祝いをいただいているのなら、
その祝いの日から1週間以内に「
内祝い」として節句 お返しするのが礼儀です。

その際、親の名前ではなく、
子どもの名前で節句 お返しします。

遠方の親類や知人への節句 お返しは、
紅白の角砂糖やかわいい石鹸などを贈るのがいいです。

近所への節句 お返しならば、
お赤飯を配るのがいいです。

節句 お返しのマナーとして、特に注意したいのが、
目上の方からいただいた場合です。

そのような節句のお祝いであっても、
目上の方からのお祝いよりも高額な品を節句 お返しするのは
失礼にあたります。

節句 お返しはささやかに慎ましく
感謝の気持ちを表す程度で十分です。

たとえば、男の子の節句でもある端午の節句 お返しには、
お祝いをくれた人に粽(ちまき)や柏餅を配るのがいいでしょう。

また、女の子の桃の節句 お返しには、
雛あられを配るようにするといいしょう。

端午の節句

端午の節句は、五節句の一つで、
五が重なることから重五(ちょうご)ともいわれます。

端午の節句は古代中国では邪気を祓うと言われて
菖蒲(しょうぶ)と蓬(よもぎ)を玄関につけたり、
菖蒲酒を飲んだり、薬湯として菖蒲湯に入る習慣があります。

それが武家社会の日本に伝来して以後に菖蒲が尚武(しょうぶ)に
通じることから端午の節句は尚武の節句ともいわれ、
たくましく成長することを願い男子の節句になりました。

端午の節句ではよろい、かぶと、武者人形やこいのぼり
を飾るのが一般的です。

端午の節句の五月人形も、意外とやっかいな部分がありますよね。
かぶとなどの金属の部分がそうです。
手で触ると人間の脂がつき錆びるそうなので気をつたほうがいいでしょう。

端午の節句ではよろい、かぶと、武者人形やこいのぼりは片付けも
天気のいい日に一週間以内に片付けるといいでしょう。

端午の節句ではよろい、かぶと、武者人形やこいのぼりは、
お雛様のように早く片付けないとお嫁に行くのが遅れるような
言い伝えはありません。

また、端午の節句の時期銭湯や自宅のおふろで
菖蒲を浮かべて入る菖蒲湯などの風習がありますよね。

菖蒲は香りも強く、薬効もありますので
一度試してみてはいかがでしょうか。

初節句

この間まで赤ちゃんだった子が
「もうこんなに大きくなりました」と元気で
成長した姿を皆様でお祝する節句の祝いです。

お雛様みたいになりたいなんて言ってた女の子、
鎧兜を着てカッコよくなりたいといってた男の子、

こんな素直な心をいつまでも持ち続けたらいいですよね。

初節句は日本に伝わる習慣でもちょっとゴージャスな習慣です。
お雛様(今では七段飾りは家の事情で少なくなりましたが)
なんかは外国人の方から見るとすごく不思議に映るようです。


初節句は

女の子・・・三月三日(桃の節句)
男の子・・・五月五日(端午の節句)

と昔から決まっていますが、
なぜ女の子は「雛人形」で
男の子は「鯉のぼり」「鎧かぶと」など種類がありますね。

初節句 お返しが内祝になるのは知っていると思います。
1年に一回のイベントですが
お子様の成長を祝うこの美しき日本の伝統行事を
大切にしていたらいいですね。

初節句 お祝いについて

誕生後初めての節句を初節句といい
両家の祖父母も一緒に盛大にお祝いをする事が多いす。

初節句の場合は妻側の実家からお祝いとして「
武者飾り」「こいのぼり」を贈られますが、
最近では、赤ちゃんの両親が購入されることも
多くなってきています。

御祝い金・品を贈る場合の様式ですが、

●表書きは
「御祝」「初節句御祝」

●水引は
 赤白(5本か7本)、結びは花結び(蝶結び)
 または鮑結びを用いるのが基本です。

●のし紙は
 結びは花結び(蝶結び)、水引は赤金(5本か7本)
 を用いるのが基本です。
 また、兜の絵が入った掛け紙も市販されています。

●贈る時期は
 節句日の半月前より当日までに送ります。
 飾り物を贈る時は1ヶ月前までに送ります。

>>お祝い返し
上書き…「内祝」、名前書き…子供の名前で。
節句祝の会食に招いておもてなしをした場合は不要ですが
礼状は出すのがマナーです。
日ごろお付き合いのない方から頂いた場合は
タオル程度のお返しで良いと思います。
お返し時期は当日より1週間以内にしましょう。

また、赤ちゃんが生まれたばかりで初節句を迎える場合は
1年延期してもマナー違反にはなりません。

節句 お返しの時期

本来は桃の節句は三月三日に節句 お返しを、
端午の節句は五月五日に節句 お返しするのが一般的です。

今は前倒しで節句 お返しを行なうのが多くなりました。

例えば前の週の土・日を使い済ますのがよく聞きます。

またその日を過ぎてから節句 お返しする方も若干ありますが
(地域によって旧で行なうところなど)、
やはり遅れるのはあまり感心しませんので
きちんと日柄までに節句 お返し済ませた方がいいでしょう。

但しあとからお祝いを追加で頂いた場合は
これには当てはまらないので急いで節句 お返しをします。

節句 お返しの上書きは「内祝」、名前書き…子供の名前です。

節句祝の会食に招いておもてなしをした場合は
節句 お返しは不要ですが礼状は出すのがマナーです。
日ごろお付き合いのない方から頂いた場合は
タオル程度の節句 お返しでかまいません。
節句 お返し時期は当日より1週間以内です。